2017年8月2日水曜日

蒸れる2



よく、商品パッケージやカタログなどで書かれている透湿度2000g/㎡-24hとか5000g/㎡-24hの表記が有ります。
これは、生地1平方メートル。つまり1メートル四方の生地が24時間で2000gまたは5000gの水蒸気を逃がすよ!!
と言った事を謳っているのです。つまり2kgや5kg。1kgが大体1リットルです。
...
では、この数値が高いやつを買ってれば、蒸れないのか?
蒸れにくいのは確かですが、やはり蒸れます。
今でこそ、行く暇が無いですが昔釣りをやっていた頃の話です。
雨でも快適に釣りがしたいと思った僕は、上下で4、5万するレインウェアを買いました。
透湿度13500g/㎡-24hだったと思います。
それを着て、歩いては投げて巻く。
また歩いては投げては巻くといういわゆるラン&ガンをしていましたが、やはり蒸れていました。
そこで調べてみたのです。
そうすると・・・
まず人は汗をかきます(水の状態)→その水分は蒸発します(水蒸気の状態)→透湿素材で外に水蒸気を逃がします→透湿素材の中は快適。
透湿素材は水蒸気を通すだけで、水をそのものを通す訳では有りません。
なので、運動量が多く汗の量が多くなると、どんなに数値が高い物を着ていても水その物は通せないのでビチョビチョになるのです。
特に中に着ているインナーも関係してくるそうなのです。
綿100%のTシャツを着ている場合は、汗は吸うけど乾きは遅い為(水蒸気になる時間が遅い)、あんまり適していません。
そして半袖だと、肌が露出している為に水分そのままで最悪という事です。
吸汗速乾素材の長袖シャツやコンプレッションウェアをインナーを着る事で(水蒸気になるのが早い)、より快適に近くなるのです。
結論から申しますと、レインウェアは透明湿度が高い物を選び、インナーには汗の乾きの早い長袖シャツを着れば最強となります。
それともう1つ!!!!
レインウェアには、もう1つの数値がありまして耐水圧10000mmH2Oとか20000mmH2Oという数値。
これは、レインウェアの生地がどれだけの水圧に耐えられるかを表した数値です。
レインウェアの生地があり、その上に水の柱が乗っかってるとしてそれが10000mm(10m)や20000mm(20m)の高さまであっても生地には染み出さないという数値です。
一般的に傘は500mm。
2000mmで中雨。
10000mmで大雨。
20000mmで嵐。
という見解です。
ですが!!!!
体重70kgの人がレインウェアを着て、濡れている地面に片膝をつき座ったとします。
するとその膝にかかる水圧は約11000mmかかるそうです。
仮にその人が耐水圧10000mmのレインウェアを着ているとしたら、その膝からは水が染み出してきます!!
そうです!!割と気付かずにやっちゃいますよね?
という訳で、色々と説明が長くなりましたがレインウェアの豆知識のコーナーでした。
ワークハウスでは、さまざまなレインウェアを多数取り揃えておりますので
皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。
最近では、ストレッチ素材のレインウェアが人気です!!!
#透湿
耐水
レインウェア
カッパ
ポンチョもあるよ
コートタイプもあるし
サロペットもある
ストレッチが人気です




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